小学生に塾はいつから必要か?中学受験しない子はどうする?

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小学生に塾はいつから必要か?中学受験しない子はどうする?

子供が小学生に入ると勉強についていけているかだったり、友達が塾に通いだしたりしますよね。

ママ友に聞くような話でもないし、子供を塾について考えだしてしまうと気になります。

小学生の子供はいつから塾に通わせるべきかわからない。また、子供が中学受験をしない場合はどうするのか?

というあなたの疑問にお答えします。

小学生に塾はいつから必要かだとか、いつから塾に通う必要があるのかだとか、塾代はいくらかかるのかなど考えだすといろんなことが頭をよぎります。

友達

子供に勉強をしてもらいたい

と考えた時に考え付くのが子供を塾に通わせるということですね

この記事では、そんな悩みを持つあなたに中学受験を子供にさせないという判断をした親の目線を踏まえて書いていきたいと思います。

小学生は塾はいつから通っているの?学年別の割合は?

子供が小学生になると低学年のうちは、ちゃんと学校に通えるかなというような生活面の心配が不安な要素を占めているのではないでしょうか?

しかし、学年が少しづつ上がってくると子供の勉強面も気になってきますよね。

最初は、周りの子とも大きな差はなかったものの、少しづつですが何となく差があるのかなと気づきだすのが小学校3年生くらいではないでしょうか

小学校3年生というのは、

中学受験を検討する時期として分岐点になる学年

一般的に中学受験を考える子供は小学4年から中学受験専門の塾に通って受験対策をします

中学受験をするかしないかの選択を小学3年のうちに判断を迫られます。

中学受験を検討する地域に住んでいる親たちにとって話題に上がってくることではないでしょうか?

そして同時に中学受験をしないという判断をする子供でも塾って通った方がよいのかな?と考える時期になるのかもしれません。

中学受験をしないのであれば公立中学に行くので塾は関係ないと考える人もいるでしょう。

小学生は6年間あります。

塾に通うタイミングはばらつきがあります。

実際に小学生が塾に通うのはいつごろなのかを表にしましたので確認していきましょう。

小学生が塾に通う学年別割合

学年公立小私立小
1年27.0%51.8%
2年27.4%60.5%
3年32.0%67.2%
4年36.4%72.7%
5年40.0%72.8%
6年49.8%76.6%

こちらの表は文部省が調査した結果です。

全国の小学生が塾に通う割合と考えてよいでしょう

都市部になれば中学受験をする割合も地方より多いでしょうからもう少し高い数値を考えることができます。

意外にびっくりするのが、

小学1年から4人にひとりが塾に通っているということですね

私立小学校に入れる親は意識が高いでしょうから1年生でも半数が塾に通っている結果となっています。

都市部だけだと中学受験の影響もあり、小学4年より塾に通う比率が高くなりそうですが、全国平均なのであまり小学4年生で比率が大きくなっていないことに気づきます。

どちらかというと小学5年くらいで学校の授業内容で理解できなくなることがでてくる小学5年・6年で比率が大きくなっていますね

では、学年別に塾に通う費用の平均ってどれくらいかかっているものなのでしょうか?あなたは塾代がどれくらいかかっているか気になりますよね。

小学生の塾の費用は学年別でどれくらい?


先程の通塾割合と同様に文部省がまとめた全国の平均値を表にしてみました。

小学生が塾に払う金額(学年別)

学年公立小私立小
1年7.9万円18.3万円
2年8.3万円17.6万円
3年11.2万円20.2万円
4年14.4万円31.8万円
5年16.8万円42.8万円
6年22.0万円51.3万円

小学6年となると年間22万円の費用が掛かっています。月謝になおすと約1.8万円ですね。

科目数も増えてきますし、特に算数はできる出来ないの差がはっきりしてくるころでしょう。

では、小学生に塾の必要性はあるのでしょうか?

小学生は塾に通う必要はあるの?


先程全国の統計で公立小学校に通う6年生は半数近くが塾に通っているという結果がありました。

中学受験をしない場合に小学生が塾に通う必要があるかといえば、必ずしも必要ではないというのが答えとなります

小学校の授業にを理解することが目的であれば塾に通う必要はないといえます。

小学生の問題は差を付けるための問題ではなく、みんなができる水準で問題などが作られています

普通にやっていれば大きく遅れるような教科書水準とはなっていません。

教科書の理解ということが目的で、最低限の理解と落ちこぼれになていないということであれば小学生で塾は不要と言えます。

では、教科書の理解だけでは今後のことを考えると不安だという人はどうしたらよいのでしょうか

教科書の理解以上を求める場合と落ちこぼれになるリスクを減らしたいのであれば塾に通った方がよいでしょう。

塾に通う効果としては、みんなができる水準の問題とはいえ、そこで自信を持つことが学習の意欲につながるという好循環のサイクルを作ることができるためです。

学習は結局のところ子供の勉強への意欲が必要になります

勉強が嫌になるのは理解できないからです。理解できているのであれば好きにならないことはあっても嫌いになることはないと思います。勉強への自信を早めに持たせるための塾通いであればかなり有利といえるでしょう。

そうはいうものの、子供が自主的に勉強する意欲なんてどうやって引き出したらよいのかわかりませんよね。あなたの子供がある程度修正の効く年齢であればやる気を引き出すために自信を持たせることに注力すればよいでしょう。

そうではない年齢の場合はどうしたらよいでしょうか?

賛否両論あると思いますが、敢えて書いていきますね。

子供の学習意欲を引き出すためにはどうすればよい?


子供の学習意欲を引き出すために必要なものは以下のものが考えられます。

・ご褒美
・勉強する意味を伝える

ご褒美をあげる方法ですが、割とポピュラーではないでしょうか?

ご褒美を上げないと勉強をまったくやらない子供になる心配があるのでやめた方がよいということが言われています。
でも考えてみてください。

私たち大人は、生活するためにお金を稼ぐために仕事をしています。毎日ボランティアでは困ります。

子供からしたら勉強はボランティア活動のようなものかもしれません。自分の欲しいもののために、勉強を頑張るという行為ですが、これは仕事と同じではないですか?お金が絡むと急に汚い行為のように言い始める人がいますが、将来は必要な意欲です。

目的のためにある行為(勉強)をする、ということに違和感はそれほどないのではないでしょうか

勉強で自身がつくまでの間は必要なものとして割り切るのもよいのではないでしょうか?

賛否両論あることを承知で書いています。合わないと思う方はすいません。思ったことを書きました。

では、理想論としての将来のために勉強する意味を伝えるということはどうでしょうか?

勉強する意味を伝えるということは、そもそも難しいですよね。哲学のようになってきます。

いい大学に入って、いい就職先を見つけてほしいということでしたら、先程のご褒美となんら変わりません。

子供には長期的に考える力はあまりないことが多いでしょうから短期的なゴールを作ってあげるという考え方の方が適していると思います。いい大学を出るために勉強しろ、といっても世の中では学歴は関係ないということが言われていたりします。

子供は何を信じればよいのでしょうか?

昔と違い、子供は容易に情報を取得できる時代になりました。学習の動機としてのご褒美は活用すべきだと思います!

小学生の子供に塾は必要かどうかについてのまとめ

小学生の子供に塾が必要かどうかという点については目的によって変わってきます。

学校の授業に落ちこぼれずについていくということであれば、塾に通う必要はあまりないといえるでしょう。学校の勉強に自信を持たせて子供の勉強に対する意欲を持たせることで中学生以降も自主性を持たせたい場合は、塾に通って自信をもたせることは無駄ではないでしょう。

中学受験をするのであれば当然塾通いは必要となりますが、そうでない場合は、子供の置かれている立場を踏まえた上で親が判断してあげればよいでしょう。

理解できない場所があるのであれば、早いうちに処置した方がよいのでスポットでもよいので塾に通うのはよいと思います。

勉強に自信を持っていくのであれば塾の活用は良い方法だと思います。
勉強は最終的に自分の意思がないと続きません。勉強への意欲、意思を持たせるように仕向けるのが一番効果的でしょう。

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