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実家の片づけはどこから考えるべき?ブログで体験談(遠方の場合)
実家の片づけは親が高齢になったときに頭をよぎりますよね。
実際に直面しないとなかなか手を付けにくい部分ではありますが、実家の片づけがいきなり降りかかると大変という話をよく聞きますよね。
普通に生きているとほとんど考えることのない実家のことですが、帰省したりすることでそういえば、介護や今後どうするんだろう、と考える機会が生まれます。
あなたの疑問
実家の片づけってどれくらい大変なのか想像がつかないけど気になる
というあなたの疑問にお答えします。
この記事では、実際の経験を踏まえて実家の片づけをどこから考えていくべきかについてまとめていきます。
実家の片付けと生前整理・遺品整理について
実家の片付けは文字通り、実家を片付けることです。
親が亡くなった時に行うのが「遺品整理」です。
一方、親が亡くなる前に少しづつ片付けを行うのが「生前整理」となります。
どちらも実家の片付けですが、親が生きている間とそうでない間で呼び名が違います。
生前整理は、親自身が家族のために、あらかじめ遺品や財産などを整理しておく作業のことです。
親と一緒に整理する「実家の片づけ」が重要になってきます。
■生前整理のメリット
ポイント
・長年の不用品を処分することで生活空間を増やす
・整理することでやるべきことを確認
・亡くなった後の財産を子供にわかりやすくするため
などがあげられるでしょうか。
実際に自分を振り返るとわかるのですが、親と自分との思い出の品や学校関連の品など昔からとってあるようなものが出てきます。
親元を離れる前はとりあえずとっておいて、と思っておいてあったものも、思い出の品以外は場所をとるだけのものへと変化していたりしませんか?
親が契約しているようなものは何があるかわかりませんか?
実際何を契約しているかもわかりませんでしたし、どんなことになっているかわからない状況でした。
私は特に高速道路を使っても6時間程度かかるほど距離が離れていましたので簡単に帰るわけにもいかず肉体的にも精神的にも疲れるものでした。
では、実家の片付けはどこから手を付けるべきなのでしょうか?
実家の片付けはどこから手をつけるべきなのか
実家の片付けを行うことで必ず必要なことがあります。
それは、親や兄弟に「これから実家の片付けをする」ことについて話をし、許可を得ることです。
実家は親のものであるので、勝手に進めてはいけません。
「実家の片付け」については優先順位など手順を決めて進めていくべきです。
step
1確実に不要なものを処分する
いろんなものがあって何から片付けてよいか分からなくなりますよね。
片付けしていたら思い出の品が出てきて懐かしむ、なんてことのないように絶対いらないだろうな、というものから処分していきましょう。
気分的に楽になると思います。
具体的には、
新聞や雑誌など書籍関連(本)をはじめ、布団、着ない服、旅行土産や使わない趣味の道具、時計や宝飾品など
から始めるとよいでしょう。
それから大きなものへと移っていくとよいと思います。
step
2大きめのものを処分
使わない家具、使わない電化製品、自転車などもよいでしょう。
実家が農家だったりしたら、使わなくなった農機具などもあったりするかもしれませんね。
step
3自分の部屋のものを片付け
今までは、どちらかといえば、親が使用するものを片付けする目線でいました。
忘れてはならないのが、自分自身の部屋のものの片付けです。
実家にまったく自分のものを残していないというのであれば別ですが、そうでなければ結構苦労します。なぜでしょうか?
それは、自分の子供のころの教科書や修学旅行など思い出の品が出てくるからです。
自分のものといっても捨ててはいけないものもあるはずです。生前整理の場合は、だめなものは許可をとりましょう
こうして大きなものや不用品を整理する事で生前であればもちろん、親が亡くなった後でも一度考えたことであるので突然よりもスムーズに考えることができるようになると思います。
実家の不動産売却などいろんなことがある意味片付けになりますが、まずはこういった部分から実家の片付けを進めていくとよいでしょう。
生前整理か遺品整理かは別として一度実家の片付けは考えておくと後々楽になると思います。
実家の片付け費用と業者への依頼について
実家の片付けは遠方の場合は事前に準備できない場合は業者に依頼するケースもあると思います。
その場合の費用はそれなりの費用がかかりますので見積もり等はしっかりとった方がよいでしょう。
実家の片付けはどこから考えるのまとめ
実家の片付けという問題は核家族化が進んだことによる問題です。
実家を引き継ぐという人には関係のない問題ですね。
終活といった言葉も聞かれるようになり、生前整理の理解が進んでいることなどでは、進めやすいかもしれませんね。
不要なものの整理と自分のものの整理は特に必要なものと感じます。
私自身はいわゆる遺品整理がメインとなりましたが、自分のものは病気の合間を見て少しではありますが、片付けをしました。でも、結局はそれくらいです。
理想としてはすべてできるのがよいのですが、時間と距離の問題もあります。
実際に亡くなってからでは、いろんな手続きがあるので問題がここまでの余裕はなかったのが実態です。
ほぼ毎週土日に片道6時間かけて往復したことはかなりの疲れにつながりました。
少しでも生前整理を進めておくことに損はないといえるでしょう。