指定校推薦の校内選考の時期や選考基準でライバルに差をつける
指定校推薦で落ちたという話は聞こえてくるものの、ほぼ合格を手にしたといえる制度ですね。
指定校推薦を受けるために必要になってくるのが、校内選考です。
校内選考の時期や基準を知っておかないとライバルに勝って、指定校推薦の枠を勝ち取ることができません。
指定校推薦でも大事な校内選考について時期・基準を知っておき、絶対に合格を勝ち取りたい
というあなたの願いにお答えします。
この記事では、指定校推薦で大事な校内選考を勝ち抜くために必要な考え方などをまとめています。
あなたの指定校推薦枠獲得にお役に立てれば幸いです。
指定校推薦とは
指定校推薦は、過去の実績や提携関係など高校と大学の信頼関係によって実現している制度です。
具体的には、
といった枠のことを指します。
私が受験した頃と異なり、指定校推薦での入試の枠がずいぶんと増えた印象があります。
継続的に努力のできる人間で確実に入学してくれる生徒を確保したいという大学の思惑により指定校推薦という制度が増加しているのでしょう。
圧倒的な実力のある人は指定校推薦を使わずに通常の入試で国公立を受けていくことが多いですが、成績以外でのアピールポイントがあるのであれば入試では難しい大学への入学を確実にすることのできる大変お得な制度といえるでしょう。
指定校推薦の時期はいつごろ?
指定校推薦の開始時期は9月から10月です。
指定校推薦の対象となる大学一覧が示されます。
昨年まであった大学が指定校推薦からなくなっていたり、枠が増えていたりすることもあります。
対象となる大学を見ておきましょう。
また、大事なのは、指定校推薦の最低限の基準(資格)です。気にしてみておきましょう。
指定校推薦の基準例
早稲田大学 法学部
評定平均4.2以上
慶應大学 経済学部
英語の評定平均が4以上かつ
全体の評定平均4.3以上
など
10月:指定校推薦の校内選考の最重要月
指定校推薦の最大の山場は校内選考の10月です。
志望動機書を書き上げ、担任に渡します。
評定平均が一番重要です
ライバルよりも少しでも高ければ指定校推薦に選ばれる可能性が高まりますね。
他にも学校内の活動(生徒会や部活動、評定平均、授業態度)などで推薦者を決めます
では、指定校推薦の校内選考の仕組みをもう少し詳しく書いておきますね。
指定校推薦は11月
指定指定校推薦の試験は面接と小論文の試験が大半です
慶應義塾大学のように志望動機書を送るだけの大学も存在します。
面接と小論文で通常通りのことをしておけば不合格になることはないといっていいでしょう。
合格通知は12月
めでたく合格通知を手にするのは12月ごろです。
一般の受験生が山場を迎える冬にはすでに大学生になることが決まっています。
これは大きなメリットですね。
指定校推薦の校内選考の仕組みを知っておこう!
校内選考は、あなたがどこの大学の指定校推薦をもらいたいのかを示す志望動機書の作成から始まります。
志望動機書を元に学校の先生たちで成績や授業態度などを踏まえて、誰をどこの学校の指定校推薦とするかを決めていきます。
指定校推薦の選考基準
志望動機書の提出の際にライバルの動向を見ながら志望校を変更するなどの心理戦も影響してくるかもしれませんね。
指定校推薦のデメリットは基準の高さ
実質無試験に近い指定校推薦は入試の結果ではなく、普段の成績が重要です。
指定校の枠をめぐっての競争もあり、評定平均値の高い生徒、出席状況などや部活動・生徒会等々の面でも評価されます。
校内の成績順位も最重要視されます。
評定平均値「 4.5 」学年順位「 トップ 」を目指さなければなりません。
高校のレベルによりこの難易度はかなり異なりますね。
本来入試に必要のない科目や学校での生活態度など「良い子」でいる必要がありますね。
指定校推薦の校内選考の時期や基準まとめ
指定校推薦の時期は9月ごろから始まります。
実際は9月から指定校推薦の大学のリストが表示されるというだけで、評定を取っておく必要があることから長い戦いといえるでしょう。
9月からは周りを見ながらどの大学を選択するかということになるかと思います。
自分自身の評定と志望する大学の枠を見ながら考えていく必要がありますね。
指定校推薦は、学校が適任者を選ぶことになります。
学校での生活態度なども重視されるので、本当の意味で長い時間をかけて対策する必要があるでしょう。
一般入試と異なり、体調不良などによる不合格などのリスクを避けることができるので、有効に活用するのがよいでしょうね!
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