スタディサプリが向く人・向かない人|高校生・受験生が始める前の判断基準
料金・サービス内容は2026年9月20日に公式サイトで確認した情報です。最新情報は公式サイトで確認してください。
スタディサプリは、低価格で多くの映像授業を利用できる学習サービスです。
ただし、誰にでも同じように向くわけではありません。
先に結論を書くと、スタディサプリが向くのは「自分で必要な講座を選び、動画の後に問題を解くところまで進められる人」です。
反対に、「毎日何を勉強するか決めてほしい人」「動画を見るだけで満足してしまう人」「勉強を管理してくれる人が必要な人」には、スタディサプリだけでは合わない可能性があります。
スタディサプリを始める前に、教材の良し悪しよりも、本人がどのように勉強を進めるタイプかを確認しておくことが大切です。
スタディサプリが向く人
スタディサプリが特に使いやすいのは、次のような人です。
- 苦手な単元に戻って学び直したい人
- 学校より先の内容を先取りしたい人
- 自分で学習計画を立てられる人
- 塾や市販問題集と組み合わせたい人
- 映像授業で理解してから問題演習をしたい人
- 費用を抑えて受験勉強を始めたい人
- スマホ・タブレット・パソコンを学習用に使い分けられる人
スタディサプリのベーシックコースでは、小学1年生から高校3年生までの講座を視聴できます。
たとえば高校生なら、中学英語や中学数学に戻って復習することも、学校の進度より早く高校内容を進めることも可能です。
「授業についていけない単元がある」「受験勉強を始めたいが、どこから戻ればよいか分からない」という人には、必要な部分だけを選べることが大きな強みになります。
苦手科目を授業で理解し直したい人に向く
問題集を解いていても、そもそもの説明が分からなければ先に進みにくいことがあります。
スタディサプリは、1回約10分の映像授業で単元ごとの説明を確認できるため、理解があいまいな部分を戻って学ぶ用途に向いています。
ただし、授業を見るだけでは定着しません。
おすすめの進め方は、次の順番です。
- 分からない単元の授業を見る
- 確認テストを解く
- 学校教材や市販問題集で同じ範囲を解く
- 間違えた部分だけ授業に戻る
授業を「分かった気になるための動画」にせず、問題を解くための補助として使うことが重要です。
先取りをしたい人に向く
学校の授業より早く進めたい人にも、スタディサプリは使いやすいサービスです。
学年を超えた講座を見られるため、たとえば高1のうちに高2範囲へ進んだり、高2のうちに受験科目の基礎を固めたりできます。
我が家でも、子どもが中学生だった当時、スタディサプリを高校英語の先取りに使ったことがあります。授業の説明が分かりやすく、先の内容に入るきっかけになりました。
これは当時の家庭での利用経験です。現在の講座内容や機能を評価するものではありません。
先取りは、授業を大量に視聴することが目的ではありません。学校の授業が始まったときに「初めて聞く内容ではない」状態を作るために使うと効果的です。
塾や問題集と併用したい人に向く
スタディサプリは、単独で全受験対策を完結させる教材というより、授業を補う土台として考えると使いやすいサービスです。
次のような組み合わせが考えられます。
| 学習の悩み | スタディサプリの使い方 | 併用するもの |
|---|---|---|
| 学校授業が分からない | 該当単元の授業を視聴する | 学校ワーク・教科書 |
| 英語や数学の基礎が弱い | 前の学年に戻って復習する | 単語帳・問題集 |
| 塾で演習中心になっている | 分からない単元だけ授業で補う | 塾教材 |
| 大学受験を始めたい | 基礎講座を選んで受講する | 参考書・過去問 |
| 定期テスト前に復習したい | 範囲に近い授業を見直す | 学校の提出物 |
教材を増やしすぎると、どれも終わらない状態になりがちです。
スタディサプリは「授業で理解する役割」、問題集や学校教材は「解いて定着させる役割」と分けると、使い道がはっきりします。
スタディサプリが向かない人
次のような人は、スタディサプリを契約しても十分に使えない可能性があります。
- 自分で勉強内容を決めるのが苦手な人
- 動画を見るだけで終わりやすい人
- 問題演習の量を自分で確保できない人
- 学習の遅れを個別に管理してほしい人
- 分からない問題を先生に直接質問したい人
- スマホを開くとSNSや動画を見てしまう人
- 保護者が毎回「今日は何をやるの?」と決める状態になりそうな人
スタディサプリが悪いのではなく、自由度が高い教材だからこそ、自分で進める仕組みが必要です。
「動画を見るだけ」になりやすい人は注意
映像授業は理解しやすい反面、受け身になりやすい面があります。
授業を見て「分かった」と感じても、実際に問題を解くとできないことは珍しくありません。
次の状態が続くなら、スタディサプリだけで勉強を進めるのは危険です。
- 視聴履歴は増えるが、問題を解いていない
- テキストやノートを開かない
- 同じ単元を何度も見ている
- 定期テストや模試の結果に変化がない
- 学習時間の大半が動画視聴になっている
この場合は、視聴する講座数を増やすより、問題集を1冊決めて解く方がよいことがあります。
学習管理が必要な人は別の選択肢も考える
「自分で計画を作ること」が苦手な人は、スタディサプリよりも、毎週の学習内容を示してくれる通信教育や塾の方が合う場合があります。
選択肢の考え方は次の通りです。
| 状況 | 合いやすい選択肢 |
|---|---|
| 自分で計画を立て、授業を選べる | スタディサプリ |
| 次に何をやるか提案してほしい | 進研ゼミなどの通信教育 |
| 強制力や学習時間の確保が必要 | 塾・予備校・自習室 |
| 1対1で質問や進捗管理を受けたい | 個別指導・家庭教師 |
| 演習量だけを増やしたい | 学校教材・市販問題集 |
通信教育や塾に変えることは、スタディサプリの失敗ではありません。
本人が続けられる環境を選ぶことの方が、教材の知名度や月額料金より大切です。
家庭で感じたスタディサプリの良さと注意点
我が家では、子どもが中学生の頃にスタディサプリを利用しました。
英語では、関先生の授業が分かりやすいという感想がありました。国語でも、単に答えを覚えるのではなく、「なぜこの答えになるのか分かった」と話していたことがあります。
また、英検準2級対策や市販教材との併用、実物テキストの購入、高校英語の先取りにも使いました。英検準2級には合格しましたが、スタディサプリだけの成果とは言えません。市販教材なども併用していました。
この経験から感じたのは、授業そのものは理解の助けになった一方で、問題を解く学習まで別に作った方がよい、ということです。
これは我が家が利用した当時の体験であり、現在の機能・授業・料金を評価するものではありません。
始める前に確認したい5項目
無料体験や申込みの前に、本人と次の5項目を確認しておくと判断しやすくなります。
- 今、分からない単元は何か
- その単元を見た後、どの問題集を解くか
- 週に何回、どの時間帯に使うか
- スマホで集中できるか
- 2週間後に何を基準に継続判断するか
継続判断は、「たくさん見たか」ではなく、次のように決めるのがおすすめです。
- 問題を解く時間が増えたか
- 苦手単元の正答率が上がったか
- 自分から学習を始められたか
- 保護者の声かけが増えすぎていないか
初回の14日間無料体験は、Webサイトからクレジットカード決済で申し込んだ場合に利用できます。無料期間には申込日も含まれるため、利用停止の期限を確認してから始めてください。
まとめ:自分で動ける人には強いが、教材だけでは続かない
スタディサプリが向くのは、必要な授業を自分で選び、動画の後に問題演習まで進められる人です。
特に、苦手単元の復習、先取り、塾や問題集の補助として使う場合に力を発揮しやすいサービスです。
一方で、毎日の勉強内容を決めてほしい人、動画だけで終わってしまう人、学習管理が必要な人には、通信教育や塾の方が合うことがあります。
スタディサプリを始めるなら、「何を見るか」だけでなく、「見た後に何を解くか」まで決めておくことをおすすめします。

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