大学受験は甘くない!努力に加えて合格に必要な条件は?
大学受験は甘くない、という現実は体験したことのある人なら経験で分かることだと思います。
一方でこれから大学受験をする人には実感がわかないのはある意味当たり前のことなのかもしれません。
大学受験を控える高校3年生の子供を持つ親として
大学受験は準備が必要で甘くないということを子供に実感してほしい。そして現実を知ったうえで勉強をしてほしい
というあなたの疑問にお答えします。
この記事では、大学受験を控えた高校3年生などの受験をする子供がいる家庭の親に向けて大学受験が甘くないことについて再度認識し、子供に危機感を持ってほしいという親の気持ちに応えるためにまとめています。
大学受験は甘くないという現実
大学受験は高校受験に比べて甘くないという現実があります(高校受験が簡単という意味ではありません)。
大学受験では、志望校合格に向けて現役に加えて浪人をしている人も受験の対象となってきます。
高校受験ではすでに受験を経験した浪人生が受験戦線に加わることはないでしょう。
しかし、大学受験では、現役高校生だけが受験対象ではありません。
また、地域による学力差が考慮されません。
旧帝大・早慶を難関大とした場合にどれくらいの難易度なのかを現実として見ていきましょう。
青森の高校生が難関大に合格するのは上位何パーセント?
地域差という意味で青森県の高校生が難関大に合格できるのはどれくらいなのでしょうか?
青森県ではセンター試験受験者数は約5,000人/年(青森県の同学年生徒数は約1万2,000人)
難関大合格者数 150名程度
難関大合格者は上位1.25%に入る必要があります。
分かりやすく義務教育の小学生で考えれば、100人いる小学生のうち、1人が難関大に合格するという割合です。
こう考えると甘くないということはすぐにわかりそうです。
難関大・MARCHに合格するのは上位何パーセント?
・1学年の生徒 :約120万人
・難関大入学者数 :約6万人
・MARCH・関関同立:約6万人
1学年全体で見ると難関大は上位約5%が入学し、MARCHクラスも含めると上位約10%が入学することができると考えることができます。
先程の青森県の例など地域差があることを考えればあなたの子供が住んでいる地域によってもさらに難易度が異なってくることが用意に想像できると思います。
一般受験生の甘くない現実
単純に入学者数を書いていますが、早稲田・慶応では推薦入学やエスカレーターでの入学があります。
早稲田の入学数:約1万2,500人/年
指定校推薦・AO:約2,000人合格
付属校から進学 :約1,800人合格
単純に3,800人は受験せずに合格する計算になります。
残る8,000人の枠を争っての受験になります。
慶応も同様の制度を持っています。
国立大学も推薦制度はありますが、それほど多くはありません。
一般入試での合格はさらに厳しいものであることが分かります。
大学受験は努力が必須条件
大学受験は、同学年のすべての人が受験するわけではないですが、相当な人数が経験をします。
受験勉強を継続するという努力なくして成功はないことは容易に想像できます。
「努力」に加えて少しでも「勉強の質」を上げるということが必要になります。
スポーツや芸術の世界と違い努力で越えられない壁は低いです。
スポーツなどと異なり、頂点を目指す必要はありません。
そういう意味では才能が必要な世界ではなく、努力と質の向上により合格を勝ち取ることのできる世界と言えますね。
大学受験は甘くないが努力でカバーできる世界
大学受験は甘くはないことは繰り返し説明してきました。
一方で努力と勉強の質を考えることで合格が近くなるとも言えます。
努力=勉強量
質 =勉強の中身・計画
勉強量は1日24時間という時間を有効に使う必要があります。
質に関しては、塾に通う、評判のよい教材を使用するなどといったことが考えられますね。
塾に通うにしても費用面が心配です。
教材で独学することは費用面で少なくすることはできますが、情報面で心配な面がありますね。
また、過去に合格した先輩からのアドバイスなどは非常に有効な情報と言えます。
大学受験を成功させるための条件は?
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