中学受験に失敗したその後は?公立に行くのは負け組なの?

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中学受験に失敗したその後は?公立に行くのは負け組なの?

年が明けると受験シーズンとなりますね。他人事であれば「大変だなあ」と受験生の大変さをねぎらう気持ちは持ちつつもそれだけですね。

でも我が子が受験となるとそれこそ人が変わったようになる人がたくさんいるのが受験という世界です。

中でも中学受験は我が子が初めて受ける受験という人が大半ではないでしょうか?

中には小学校受験を経験している方もいるかもしれませんが、受験を考えさせられるのは中学受験が初めてで高校受験からが本格的に受験を意識させられる時といえますよね。

子供が中学受験に失敗したらその後どうなってしまうのだろう?公立は負け組なの?

というあなたの悩みにお答えします。

この記事を読んでいる人は、実際に中学受験で失敗をした人か、中学受験をしたいけど失敗したらどうなるのだろうと考えている人が中心だと思います。

では、あなたのおかれている環境は別として、実際に中学受験を失敗したらどうなるのでしょうか?またその後どんなことが待っているのでしょうか?そんなことについてまとめています。

中学受験に失敗するということ

中学受験に失敗するといっても失敗にはいろんなとらえ方がありますね。

・志望校に落ちる

・受験した学校すべて落ちる

中学受験の失敗は中学受験にすべて失敗して、自分の意思に反して公立中学に行くことになったことを指す人もいれば、第一志望に不合格となったことを指す人もいますね。

自分の目的が果たせず、自分の意思に反した結果になったものを失敗と呼ぶことにここでは考えます。

それぞれどういう違いがあるのでしょうか?

中学受験で志望校に不合格となった場合

中学受験の失敗の中で、つらいことではありますが、よくて第二希望に合格した場合のことを考えてみましょう。

まずは我が子が第一志望ではないにせよ、頑張った結果として合格を勝ち取ったことをいっしょになって褒めて喜んであげましょう

悔しさは子供が一番持っているはず

最終的にあなたが通わせたいのは私立の希望の中学でしょうか?第二志望以下の学校としても大学まではまだ6年もあります。

大学までは中学受験の結果で終わりではありません。

中学からの逆転はいくらでもあります

仮に開成中学を考えてみましょう。

あれだけダントツの開成中学に合格できた生徒でも現役・浪人をあわせて半数程度しか東大に合格していません

開成中学に無事に入学できたとしても、入学後の中で下から数えた方が早い位置にずっといることになった場合、それこそ目もあてられないことになるかもしれません。

第二志望以下の学校でも落ちこぼれにならなければ中学受験を乗り切った経験はきっと大学受験でも役にたつことでしょう!

子供の底力はこれから

では、受験した中学すべてに落ちて、公立中学に行くことになった場合はどうなのでしょうか?

中学受験にすべて失敗し公立に行く場合

中学受験に失敗し、公立中学に行くことになった場合はどうでしょうか?

このケースの場合は、かなりつらいですね。

中学受験をしなかった子たちといっしょに通うこと

子供にとってこれが最初はきついのではないでしょうか?

恐らく中学受験のために一生懸命勉強をしてきているはずです。あなたの子供は少なくとも公立に通うつもりは心の中ではなかったはずです

子供の心のギャップに注意

公立中学に通うことが失敗ではないことをよく伝える必要がありますね。

公立中学に中学受験の経験なしで通う子たちよりもずっと難しいことをあなたの子供は勉強しているはずです。

中学受験の勉強内容は公立高校の入試問題の基礎レベルにも匹敵するものもあります。

英語や数学では初めて習う内容に感じることもあるでしょうが、すぐに慣れることでしょう。

中学受験の勉強は公立中学の勉強に役立つ

公立中学でトップクラスで突き進むことで自信を取り戻し、高校からのリベンジを図ることは十分に可能です。

腐らないようにしたいですね。

中学受験に失敗した経験談も参考にしてみましょう

中学受験に失敗した時に感じること

中学受験をした方の経験談を知ることはとても大事ですね。諸先輩方はすでに経験をしています。

先人の知恵を借りましょう。

数年前のことです。
中学受験のために好きなサッカーも水泳もゲームしないで勉強に打ち込んだ子供が第1志望、第2志望、第3志望と不合格。
子供以上に親が落ち込んでしまい、何のための塾通いだったのかと絶望して、悔しくて辛くて、なかなか立ち直れませんでした。
結果を聞かれるのが嫌で知人にも会いたくありませんでした。

第4志望に合格した子供がその時に入学した学校を卒業しました。

学業的に余裕があったため、友達付き合いも部活動も伸び伸びと過ごすことができ、入学半年後にはこの学校に入って、本当に良かったと思えました。

今は、努力が報われなかったと感じていらっしゃるかもしれませんがお嬢様が頑張りは「合格」では図れない力となって身についています。

必ず進学先の中学で力を発揮されることでしょう

指定校推薦でW大学に進学したみたいです。

中学受験に失敗したその後という意味では振り返ればよい思いでとなったパターンですね。

学業に余裕があって

ここがポイントでしょう。

学業で余裕があったためか、入学先での落ちこぼれになることがなく、学ぶことができたのが大きかったのでしょうね。

中学受験に失敗しても何とでもなるよいう例と言えますね。

中学受験に失敗した場合のその後まとめ

中学受験に失敗したとしてあなたの子供が公立中学に行くことになった場合は負け組なのでしょうか?

結論は負け組ではないですね。

公立中学に行ったから志望の大学に行けないわけではありません。

あるとしたら周りの子との比較による劣等感とあなた自身の見栄です。子供が受験に失敗しようと人生に失敗したわけではありません。それにいつでもリベンジできる環境にあるのです。

腐らずに今ある中学で次のステージに向けて頑張るべきです。

希望する中学に入ることがゴールではありません。中学に入った時からまた高校か大学の受験がスタートします

自分がよりよいと思った環境が子供にあっていないこともあったかもしれません。

現状で不満を持つと子供にも悪影響があります。すぐに気持ちを切り替えていきましょう!

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