医学部へ編入の倍率と難易度は?医者になる抜け道を賢く活用!
医学部には入れなかったがどうしても医学への道をあきらめられないあなたが目指すべきは編入制度です。
弁護士、会計士に並んで専門的な能力が必要でありながら医者になるには医学部に入る必要があります。
昔から難易度は高いことは十分に知られていますが、医学部バブルのような現象が起きており、医者になることが年々難しくなってきています。
将来医者になりたいけど少しでも医者になる確率が上がる方法はないのか
というあなたの悩みにお答えします。
導入部分にも案内しましたが、医者になりたい人が活用したい制度は
です。
少しでも医者になる確率を高める方法として医学部の編入について説明していきます。
医学部への編入の実際の倍率と体感での倍率の違いは?
医学部への編入は一般受験と比べて、やや特殊な入学方法になりますので詳しいデータが少ないというのが実情です。
医学部編入の倍率はどれくらいなのでしょうか?
複数校を受験できることから、見かけ上の倍率は10倍を超えています。しかし、実際の倍率は1桁台ということが想像できます。
受験生すべてが学力を考慮して受験をしているかといえば、実際はそうではなく、記念受験をしている層などが半数以上いるといわれており、実際の倍率は5倍もないと考えてよいでしょう。
こう考えると一般入試だけに目を向けるのではなく、編入という道を考えるきっかけにもなりますね。
また、合格レベルに達している受験生を考えれば、合格をしている人たちの感覚からは、実質3倍程度ではないかとまで言われています。
これでも十分難しいことは変わりないのですが、見かけの倍率に騙されずに努力すれば医者になる可能性を高めることができそうなのが編入といえそうです。
そんな医学部編入を成功させるためには、特に重要な点が2点あります。
重要な点
・生命科学と英語の勉強
・志望校を広めに見る
2点を意識してください。
そのうえで、医学部編入を目指す場合に問題となってくるのが、国立か私立かという問題になってくるでしょう。
医学部編入するのは、国立と私立のどちらがよい?
国立と私立の違いを考える際に重要なのは、医学部編入の受け入れ間口が大きく異なることです。
国公立大学の方が受け入れ間口が格段に大きいです。国公立の方が授業料も圧倒的に少なくすむので朗報ですね。
一方、私立医学部は、一般入試の再受験組が、編入と併願するケースがほとんどのため、一般入試レベルの難しい出題が多いです。そのため、編入にメリットがあるかというとそうでもなさそうです。
国公立のさらなる利点は、編入では「センター試験」が必要ない点です。
何校でも受験可能というメリットがあるため、当然見かけの倍率は高くなりますね。
国公立の編入は大学により出題傾向が違うことから、一般再受験組の併願者が少ないことも有利に働く点といえます。
この点がまさに国公立への医学部編入のメリットともいえる点です。
医学部編入の合格者はどんな人達?
医学部編入試験は2つの方法があります。
・「書類審査(1次)+学科試験(2次)+面接(3次)
・「学科試験+面接」
2つ目の学科試験+面接が主流となっています。
学科試験は、英語、生命科学、理科(生物、物理、化学)が多いということもあり、先程必要条件としてあげた英語と生命科学の勉強が特に必要である理由はわかってもらえたことでしょう
医学の専門英単語を知る必要があります。
記述式であることが多く、生半可な力では合格できない点では一般入試と同じです。
生命科学の出題は、大学の教養課程で学ぶ内容で、高得点の受験者が多いので点数差がつきにくいことが多いようです。
医学部編入試験の合格者は、東大、京都大学などの旧帝大出身者と早慶など難関大学出身者が中心であることが難易度を示しているといってもよいでしょう。
医学部の編入試験は、5月から12月にかけて実施されるのでそれにあわせて対策をしている人も多いでしょう。仕事をしながらの受験では到底合格はできないレベルといえますね。
編入を選んだ方がよいのは、大学3年生以上で英語や生命科学分野ができる人や社会人で仕事を辞めずに働きながら通う人も多いようです。
医学部編入試験の倍率と難易度まとめ
医学部人気が高まり、以前より増して医学部への道が狭くなっている近年では、社会人や大学生の中でも医学部編入入学を考える人も多いといいます。
医学部編入にあたっては、国公立が門戸を開いており、学費の高い医学部であればこそありがたいことといえます。
医学部編入は高いところでは20倍もあるところもありますが、日程さえあえば何校でも受験可能なことや記念受験を除けば、
合格レベルの人達で競争が3倍ということでも大変なことですが、通常の入試では難しいと考える人や社会に入ってから医者になりたいと考えた人などどうしても医者になりたい人達への道は抜け道とまでいえないでしょうが、随分大きくなった印象があります。
医者に自分もなれるかもと思いたくなる医学部編入という試験制度に乗っかってみるのもよいかもしれませんね。
コメント